1. 映画「異物-完全版-」特集!宇賀那健一にスペシャルインタビュー

映画「異物-完全版-」特集!宇賀那健一にスペシャルインタビュー

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『黒い暴動 』『サラバ静寂』『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』などで若者の心の叫びを 描いてきた宇賀那健一監督が、世の中に潜む不条理さと、それに翻弄される人々の姿を描いた『異物-完全版』1月15日(土)渋谷ユーロスペースより公開されます!

公開に当たって、fasmeでも『異物-完全版-』大特集!

今回は前回の主演の小出薫さんのスペシャルインタビューに続き、宇賀那健一監督のスペシャルインタビューを交えて映画の魅力に迫っていきます♪

小出薫さんスペシャルインタビューはコチラから▶︎

 

エロティック不条理コメディー「異物-完全版-」

映画情報

異物-完全版-

監督・脚本:宇賀那 健一

出演者:小出 薫  田中 俊介
石田 桃香  吉村 界人  田中 真琴
宮崎 秋人  ダンカン  高梨 瑞樹
田辺 桃子    佐倉仁菜 春野恵 璃乃 宮藤あどね 他

公式サイト:https://extraneousmatter.com/

公式Twitter:https://twitter.com/ExtraneousMatt1

公式Instagram:https://www.instagram.com/ibutsu_movie/

2022年1月15日(土) 渋谷ユーロスペースより全国順次公開

 

 

【あらすじ】

何かが噛み合わないカップル、カオル(小出薫)とシュン スケ(田中俊介)。 そんな日々に不満を抱えているカオルのもとへ突然“異 物”がやってくる。

そして最終的には二人のもとへ...。 その頃、トモミ(石田桃香)の働くカフェには、元恋人同士 のコウダイ(吉村界人)とミナ(田中真琴)がやってくる。 煙草をくゆらせながら神妙な面持ちで話をしはじめる二 人...。

それから数カ月後、工場で働くリュウ(宮崎秋人)はとあ るものを見つけ、事務員であるミサト(高梨瑞樹)と共に 工場長のタケシ(ダンカン)にとあるお願いをしに向かう のだった。

そうして気が付けば、カオルのもとに“異物”が現れてから一年が経過していた。 一年前とうって変わって何かが吹っ切れた様子でとあるバーへ出かけたカオルは、謎の女(田辺桃子) と会うこととなる...。

 

なんと世界20ヶ国70以上の映画祭で上映! 11のグランプリに輝いた【『異物』シリーズ】が満を持して日本でも公開!

あらすじから見ても「異物」って何?かなり気になりますよね。

また、若者の心の叫びをいろんな視点や題材から作品にしてきた宇賀那監督が今回取り上げている「不条理コメディ」。映画の魅力をインタビューで掘り下げていきます!

 

宇賀那健一監督にスペシャルインタビュー!

前作『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』からインタビューさせていただいている、宇賀那健一監督に今回も作品の魅力をインタビューさせていただきました!

ー今回もありがとうございます!新作の映画もすごい題材ですね?


宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
よろしくお願いします!すごいですか?笑。まあ…色々すごいかもしれませんね笑

ー今回はどんな人にターゲットを当てているんですか?

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
僕は常に生きにくさを感じている人や不満を抱えている人を肯定したいという思いがあります。今回の異物では恋人との関係などで日常生活に不満を抱えたカオルが主人公となっています。そんなカオルが不条理な出来事に巻き込まれていくという。

ー不条理ですか!テーマは元々決まっていたりしたのですか?

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
全然決まっていなくて、最初は迷いがあったりもしました。

ー迷いですか?

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
どういう映画が求められているだろうとか、どういう映画を作るべきかなど考えすぎて迷ったときもあったんですが、周りのことを気にしすぎるより自分がやりたいことと感じてることを突き詰めようと腹を括りました。その結果、映画を撮り始めたころに原点回帰して、自信作が出来たと思っています。

ー原点回帰した結果が「異物-完全版-」なんですね!

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
不条理コメディは昔よく撮っていて、また撮りたいという想いは311以降強く持っていました。

ーなるほど、そこでコロナが始まってまさに時代とマッチしたというか。

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
最初は「異物-完全版-」は短編作品だったんです。第一部の「異物」を撮影したのは2019年の10月だったのでまだコロナ禍ではなくそこからどんどん不条理な世の中になって来て。

ーそこからの続編なんですね!

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
そうですね。不条理劇を作ったはずなのに、現実の方が不条理になってしまって、このままじゃいけないと続編を作りました。

ーまさにコロナ禍が生んだ作品

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
そうですね。コロナがテーマというわけではないですが、間違いなく影響は受けています。

ーなるほど、まだまだ余波や世間が落ち着いてないこともあり、見るのがとても楽しみです!

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
ぜひ、現在を生きる皆さんに観ていただきたいです

ー話は変わりますが、この作品は撮影期間も短かったと聞きましたが宇賀那監督が現場で気をつけていることって何かありますか?

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
気をつけていることかはわからないですが、自分が一番楽しむことは心がけています!

ーとてもいい雰囲気の現場そう!

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
やっぱり自分が一番全力で楽しむことでいい作品が作れると思っています。あとは、僕はあまり芝居をガチガチにかためないようにしていますかね。

ー役者さんに任せるという感じですか?

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
信頼している役者さんと一緒に作品を作らせてもらっているので、台詞のイメージが違った時も「こう言って」と押し付けず、なぜその台詞だと違うと思ったのかをきちんと伝えてディスカッションするにしています

ー数々の作品を拝見させていただきましたが、宇賀那監督の作品はキャストが魅力が最大に発揮されている感じはそこからなのかもですね。

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
僕個人は、役者に限らず、タッフも含めみんな作品に対してリスペトを持って全力で作品作りをしてくれていることが一番大きいのかなと思っています。

 

ーありがとうございました!まだまだ、たくさん聞きたいこともあるのですがこのへんで。最後になるのですが、fasmeの読者に一言もらえたら嬉しいです。

宇賀那健一監督
宇賀那健一監督
この映画には僕の「怒り」と「愛」と「祈り」を込めました。 もしかしたら、fasmeの読者の方にはエロが入っていたりモノクロだったり馴染みのない描写も多いかもしれませんが、面白いものを作れた自信があります。『異物-完全版-』、ぜひ、映画館でどうぞ宜しくお願いします。

宇賀那健一監督プロフィール

 

 

写真:James Ozawa

宇賀那健一

1984 年 4 月 20 日、東京都出身。青山学院経営学部経営学科卒業。
ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家/俳優。初監督した『発狂』がアメリカを中心とした数々の海外映画祭に 入選。
続く3作品がいずれもカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーにて上映され、
第21回ゆうばり国際ファ ンタスティック映画祭では宇賀那健一監督特集上映が行われた。
近年ではガングロギャルムービー『黒い暴動♡』が2016年に、
娯楽が禁止された世界を描いた『サラバ静寂』が 2018年、
30歳を超えた童貞が魔法使いになるラブコメファンタジー『魔法少年☆ワイルドバージン』が2019年、
NYLON JAPAN15周年記念映画『転がるビー玉』が2020年に公開した。
『魔法少年☆ワイルドバージン』は世界三大ファンタスティック映画祭の一つである
第38回ブリュッセル国際ファ ンタスティック映画祭に入選した。

fasmeへのメッセージ

今は、ご時世的に是非映画館で観て下さいって言いにくいと思うんですが、僕はやっぱり映画館で観てもらいたいです。

僕やキャストやスタッフは暗闇の中で、大きなスクリーンと素晴らしい音響環境の中、知らない人たちと作品を観る、あの映画館という空間で作品を観てもらうために作っていますし、劇場の方々も全力で感染症対策してくださっていると思うので。

ぜひ、映画館でご覧いただければ嬉しいです!

 

まだまだ続く!映画『異物-完全版-』の特集

今回は映画『異物-完全版-』監督の宇賀那健一さんにインタビューさせていただきました!

前回の小出薫さんのインタビューがまだという方はぜひチェックしてみてくださいね♪

そして12日(水)には二人のスペシャル対談も公開♪

映画公開も対談公開もお楽しみに!

 

小出薫さんスペシャルインタビューはコチラから▶︎

編集部

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