産後に胸が垂れるのはなぜ?正しい対処法やおすすめバストケア法
出産を終えると体の変化はもちろん胸の大きさや形も変わってしまいます。
胸がすごく張って大きくなったり、授乳後の萎む・垂れた状態で落ち込んでしまったり。
そこで今回は産後の胸が垂れる原因をもとにおすすめのトレーニングやバストケア方を解説します♡
目次
産後に「胸が垂れる」と悩む女性は多い
「胸が垂れる」のは産後の大きな悩みのひとつ。
今までスピード命でお風呂に入ってたから気づかなかったけどめちゃくちゃ胸垂れてた😭😭😭産後やばくない??
— みかん🍊5m (@mikan__0124) May 24, 2022
睡眠不足、抜け毛、胸垂れる、白髪増える、、他にも色々ありそう😭😭
妊娠出産すると髪の毛抜ける、歯が欠ける、シミ増える、お腹の肉たるむ、10キロ単位で体重増える、胸垂れる、子供と一緒に毎日紫外線、おまけに育児で心の余裕ゼロになるから産後キレイを保つのは至難の業なのだ。高齢出産は特にだから出産は早いに超したことない
— 地主っ娘。 (@jinushimusume) May 30, 2022
産後3ヶ月からハゲるわ
— J E N I (@jennnni___) December 2, 2020
顔中ニキビだらけだわ
腹ポヨポヨだわ胸垂れるわ
なんでこんな悲惨なん!?
せめて産まれたらご褒美に綺麗になってくれよ😭😭😭😭😭
このように産後の体の変化でも「胸の変化」は女性にとって大きな悩みです。
産後の胸はどんな状態?
妊娠や出産、断乳を経験した胸は、それまでの胸とは違った状態に。
・胸が小さくなる
・バストが垂れる
・バストトップが色素沈着する
妊娠や出産で胸の乳腺は発達。しかし、母乳を作る働きを終えて断乳してしまうと、一時的に乳腺が萎縮するのです。
最近は妊娠・出産後に体重が大幅に増えないケースが多く、出産後も乳房内の脂肪が増えず萎縮した小さな胸に。
とくに胸の垂れを戻すのには苦労を感じる人も多く、産後とまったく同じ状態の胸にキープするには正しい対策が欠かせません。
産後に胸が垂れる原因
妊娠前後と出産・産後の胸は大きさだけでなく形も変化し胸が垂れやすい状態です。
これは出産を経験していない人に比べ、出産が加齢を促すためだとされています。
年齢を感じた胸が垂れる原因はこちら。
・皮膚のハリがなくなる
・筋肉量が低下する
・胸を支える「クーパー靭帯」が伸びてしまう
・猫背や前傾姿勢が悪化
・ブラのサイズが合わなくなる
このように年齢を重ねると重力に逆らえなくなりさまざまな理由で胸が垂れてしまうのです。
出産後の垂れた胸におすすめのセルフケア
出産後の垂れた胸におすすめのセルフケアについてご紹介!
出産した後ですので、トレーニングはできる範囲で行い、むりな場合は控えることが大切です。
▶︎胸の周りのマッサージ
出産後の垂れた胸は、マッサージで周囲からやさしくほぐしていきましょう。
・胸周辺の脇、デコルテの凝りをほぐす
・胸の周辺の贅肉を胸に寄せ集める
・胸周辺の血行をよくするイメージで行う
またマッサージする際は以下の方法で肌を傷つけずに行えますよ。
①お風呂などの暖かい場所でオイルを使って優しくほぐす
②胸に嬉しい成分を配合した「バストアップクリーム」でやさしくほぐす
とくにバストアップクリームは、女性ホルモンの活性化や胸のハリや弾力にアプローチする成分を配合したアイテムも。
胸の周りをやさしくほぐしてバストを整えていきましょう。
▶︎大胸筋の筋トレ
胸でも大部分を占める「大胸筋」は、筋トレすることで胸の垂れにアプローチできます。
大胸筋を鍛えるとクーパー靭帯を守り、バストをしっかり支えられるように。
ここでは妊娠中や産後の体でもできる合掌ポーズのトレーニングを紹介!
①椅子に座りしっかり背中を伸ばす
②胸の前で肘を直角に曲げて左右に張るように手のひらを合わせる
③息を吐きながら合わせた手のひらを押し合う(10秒から15秒)
①から③を1日5回3セット行うのが理想ですが、できる範囲で取り組むことが大切です。
座りながらはもちろん立ってできるため隙間時間やながら運動にもおすすめ♡
バストケアする生活習慣を取り入れよう
産後の胸の垂れには、バストケア習慣を取り入れることが不可欠です。
・バランスの取れた食事
・良質な睡眠習慣
・入浴で全身を温める
・基礎体温を上げる
産後の体はマッサージや軽めの筋トレのみ、無理のない範囲で行い、その他は生活習慣の見直しでバストケアしていくことがコツ。
▶︎バランスの取れた食生活
バランスの取れた食事で育乳をサポートしましょう。
とくにバストケアでは、イソフラボン・ボロンの2つを摂取してみてください。
栄養素 | 役割 | 食品名 |
イソフラボン | エストロゲンの分泌をサポート | ・豆製品 など |
ボロン | エストロゲンの分泌や濃度を高める |
・キャベツ |
またお肉の中では、鶏肉がおすすめです。
低脂質・高タンパク質の鶏肉は、大胸筋の筋肉や血液を作り、バストアップに嬉しい栄養素と言えます。
▶︎良質な睡眠習慣
良質な睡眠の確保は、健康的な体づくりの観点から産後のバストアップ法の1つでもあります。
就寝時は成長ホルモンと女性ホルモンの分泌が多くなり、バストケアの観点では、良質な睡眠をしっかり確保することが大切です。
睡眠には、朝い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)の2つがあり、この2つの睡眠が良質な睡眠習慣を作ります。
とくに夜10時〜2時の時間帯は、成長ホルモンや女性ホルモンが作られるゴールデンタイム。
寝る前は「ブルーライトを控える」「明るすぎない部屋で過ごす」などして、就寝に備えていきましょう。
▶︎入浴で全身を温める
入浴で全身・バストを温めて乳腺を刺激することも、バストケアに効果的です。
乳腺を刺激するとされる「42℃以下の少しぬるめのお湯」に、汗が出るくらいの時間を目安につかりましょう。
血液やリンパを流すと、乳腺に栄養素がスムーズに運ばれやすくなり胸の垂れを防ぐことが可能です。
また入浴前に白湯を飲むとさらに内臓が温まり発汗作用がアップしますよ。入浴で全身を温め、バストアップしやすい体づくりを行いましょう。
▶︎基礎体温を上げる
基礎体温を上げることを意識し、低体温を避ける体づくりを行いましょう。
体の冷えを取ると、血液やリンパの流れを円滑にするため、バストアップしやすい体づくりに適しています。
基礎代謝を上げるには筋肉を増やすことが有効ですが、産後は思い切り体を動かす筋トレするのは難しいことも。そこでおすすめなのは、腹巻きやレッグウォーマーでお腹周りや足首などを温めること。
普段体を冷やす習慣を見直し、バストアップしやすい体質作りに専念しましょう。
外側から物理的なバストケアも忘れずに!
内側からバストケアだけでなく外側からの物理的なお手入れもバストケアに欠かせません。
妊娠・出産・産後とバストの大きさや形は変化するもの。胸の血流環境をよくしてブラのストレスを減らすためにも体にあったブラジャーを着用しましょう。
ここでは「普段のブラの見直し」「就寝時のバストケア」について解説します!
▶︎自分のサイズにあったブラの着用
とくに妊娠と出産を経ると、体型だけでなく胸の大きさや形も変化し続けるため、その都度胸に合ったブラジャーを着用することが大切です。
ブラジャーのカップやアンダーサイズがあっていないと、下垂れや型崩れの原因になり胸にストレスを与えてしまいます。
中でも「何となくブラジャーがキツく感じる」「鏡で見るとサイズが合っていないように見える」などの場合は要注意。
妊娠、出産、産後と体に変化があるたびにお店でサイズを測り自分の胸にフィットする下着を選びましょう。
▶︎就寝時はナイトブラを使用
就寝時は上下左右の重力からバストを保護する「ナイトブラ」の着用がおすすめ。
寝返りや睡眠中の体の重力のバストへの負担というものは、実はとても大きい傾向に。ナイトブラは、胸が横流れするのを抑え、寝ている間も胸の形を矯正してくれます。
また日中に使用するブラジャーと比べて、体を締め付けられる感覚が少なく、リラックスして眠ることが可能です。
ノーブラの状態で寝てしまうと、垂れ胸を作る原因となるため就寝時はナイトブラを着用しましょう。
産後の胸はバストケアで美乳を目指す!
産後の胸は、出産前に比べ垂れやハリの低下に悩みがちで、適切な対処が欠かせません。
マッサージや筋トレ、その他バストケアできる生活習慣を取り入れましょう。
また、自分のサイズにあったブラジャーや就寝時のナイトブラの着用は綺麗な胸を作る上で重要です。
産後の胸には内側と外側から適切にアプローチしてバストケアしていきましょう。
この記事を書いた人
あきつき
フリーライター・編集者。最近はピラティスにハマり中♡