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失敗しないヘアスタイルにするために!トップスタイリストが教える、美容師への正しい伝え方
憧れのヘアスタイルを夢見て、美容室を訪れたものの
「思ったのと違った......」なんてことありませんか?
それって美容師との相性のせいじゃなくて、コミュニケーションの問題かも......。
そこで、有名サロンのトップスタイリスト・工藤さんに
理想のヘアスタイルを叶えるための、美容師への正しいオーダーの仕方を教えてもらいました!
目次
聞きたいあれこれQ&A
Q1:なりたいヘアスタイルが具体的に決まっていない時はどうすればいい?
A: 美容院に来るお客様は、「理想の髪型が具体的に決まっている」ときと
「イメージはないけどなんとなく変えたくて来た」ときの2パターンあります。
具体的にイメージが決まっていなくても美容室にくるということは、
髪の長さなのか、色なのか、ツヤなのか何かを変えたくて来ているはず。
部分的に伝えることも難しいと感じる人は、
自分が周りからどう見られたいかイメージを伝えることも方法の一つ。
"顔が童顔だから大人っぽく見せたい"とか"老け顔だから若々しく見せたい"
などわかりやすく伝ええられるようにしましょう。
Q2:イメージを伝える方法として写真は有効?
A: 有効です!インスタやスタイルブックから引っ張ってきてもいいですし、
自分の過去のヘアスタイルを見せてもらい、もっとこうしてほしい、と伝えるのもOK。
2~3枚見せてもらえれば、美容師は写真の共通点を探し
その人のこだわりポイントを明確にできるのでおすすめ。
Q3:理想のヘアスタイルの写真を探すときのコツはありますか?
A: 大事なことは、なんの写真を選ぶかではなく
選んだ写真の「どこがどう好きか」を伝えられるかどうか。
写真の人物とお客様の髪質や骨格は違うので、その中でどう寄せればいいか、を美容師は考えます。
そのときに、「この写真のふわっとした巻き髪が好き」とか「このアッシュの色合いが自分好み」など
ポイントを具体的に教えてくれれば、本人とどう合わしていくかを想像することができます。
Q4:写真を見せてもなかなか自分の理想に近いヘアスタイルになりません。どうすればいいですか?
A: ヘアスタイルのこだわりを伝えるのももちろんですが、
なりたいテイストや世界観などを伝えるのもいいかもしれません。
美容師って実はお客様のヘアスタイルだけではなく、ファッションやメイクなどトータルで見た上で
その人がどんなイメージを求めているか想像します。
だからこそ、自分の好きな服やメイクまで意識して美容院に行くとより伝わるのではないでしょうか。
お仕事帰りであれば、休日の自分の写真を見せるなどで雰囲気を伝えるのもいいかもしれません。
Q5:失敗した髪型にならないようにするためにはどんなことをすればいいですか?
A: 自分が嫌になった過去のヘアスタイルを思い出して、美容師さんに話すとgood。
Q6:美容師さんの立場で「これだけは伝えておいてほしい!」と思うことを教えてください。
A: 前髪は1cm以上切ってほしくないとか、ボリュームがほしいからすかないでほしいなど
「ここだけは絶対に変えたくない!」
というポイントを事前に教えてもらえるとより理想のヘアスタイルに合わせられると思います。
オーダー上手で、もう失敗しないヘアスタイルに。
なりたいヘアスタイルは美容師さんとコミュニケーションがとれてこそ近づけるもの。
勇気を振り絞って写真を見せつつ想いを伝えればきっと理想のヘアスタイルが手にはいるはず♡