更新日:
【佐賀・長崎を巡るおすすめ女子旅コース】〜癒し旅編〜
なんとこちらの酒造メーカーさんは、江迎本陣跡(えむかえほんじんあと)と呼ばれる、
江戸時代から続く平戸のお殿様が使っていた宿を代々受け継いで管理されています。
潜龍酒造の13代目で社長の山下庄左衛門さんのお話では、
江戸時代後期の1830年から1832年につくられた建物で、
平戸藩主の参勤交代の時に出発した初日の夜と、帰ってこられた最後の夜に宿として利用されてきたそうです。
庭には水琴窟(すいきんくつ)が!
大きな手水鉢から地下に水滴を落として、その反響音を竹の筒で聞いて楽しみます。
優しい水の音色に聞き入ってしまいました。
明治に入って本陣としての役目を終えた後も、
今日に至るまで当時の姿を残しているとのこと。
江戸時代からそのまま残るお庭やお風呂を見学させていただきとても感動しました。
現在は長崎県指定史跡文化財として大切に保存されているそうです。
山下社長の楽しいお話の後、江迎本陣跡から道路を挟んで目の前にあるお店を訪問し、
おいしいお酒を試飲させていただきました。
どのお酒もとっても美味しくってびっくり!
「おいしい、これ絶対買って帰る!」
あまりの美味しさに大興奮。迷わずお土産に買ったお酒は、
バラの香りの梅酒「ウィリアム・アダムス」。
梅酒なのにバラの甘い香りが漂うお酒で、絶対おすすめ!イチオシです。
実は、もう一つのお目当て、和製シャンパンともいわれる発泡性の冬季限定の濁り酒「白星」。
残念ながらこの日は発売がもうちょっと先とのことで購入できず…。
ネット販売もされるそうなので、おうちに帰ってからチェックしたいと思います♪
【基本情報】
潜龍酒造株式会社
長崎県佐世保市江迎町長坂209
電話:0956-65-2209
えむかえ繭玉作り体験
潜龍酒造のそばに、「繭玉」作りを体験できる工房があったので立ち寄ってみました。
繭玉は「福を招く」縁起物として江迎で大切にされてきた文化の一つだそうです。
繭玉(木目込み毬)は、発泡スチロール製の球に下絵をつけて切り込みを入れます。
その模様の切れ込みに合わせて、カラフルなさまざまな布地をヘラで押し込み美しい模様を施していきます。
丁寧にご指導いただいたおかげでとってもきれいな繭玉に仕上がりました。どうですか?