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好みの顔の女性としか付き合ってこなかった男が、唯一好きになった「顔がタイプではない女性」の魅力<前編>

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「自分の恋愛の価値観が一変しました」

都内の大手IT企業で務めるYさん(26歳・男性・年収900万)は、福士蒼汰似の端正な顔立ちで、身長182cm。

親が弁護士ということもあり、実家はコンクリートで造られた4階建て、地下付きの豪邸。

親しみやすく爽やかな性格から、交流関係も広く、女性からも人気があった。

そんな温室育ちで人気者、高学歴・高収入・高身長という

「三高」持ちのYさんに不満なんてものは存在しないかのようにみえたが、実は恋愛で大きな悩みが.....。

「一番」という言葉の影響力

「あのときの恋愛の気持ちを今も引きずっています」

 

Yさんの元カノは全員整った顔立ちの美人ばかり。いわゆる「面食い」であるYさんだが、

地元の友人が次々と結婚していく様子を見て、「自分もそろそろ・・・」と結婚を意識するようになったのが1年前のときと語る。

 

そのとき、仲の良い知人の女性から「かわいい女の子『Kさん』が紹介できる!」と聞き、その子を含め4人で飲むことになったYさん。

「私の高校時代の友人の仲で一番モテていた可愛い子だよ」と言われていたこともあり、

期待値はかなり上がっていたが、写真をみたとき自分のタイプではなくそれほど可愛いとも思わなかったそうで......。

 

「一番モテていたと知人が言っていたことに疑問を持ちました。でも今考えると、このときからこの女性が気になっていました」

 

「一番」というキーワードは競争や比較を好む男性の脳においてはかなり有効な一言なんだとか。

 

「可愛くなかったことで、なぜそれでも一番モテていたのか?と会う前から強い興味がありました」

 

遅刻するのはモテる女の常套手段

そして飲み会当日。渋谷の居酒屋で待ち合わせしていたが、なんとKさんは一人だけ1時間程度遅刻して登場したそう。

「合コンなどにも同様のことが言えますが、基本的に初対面の集まりは、一人だけ遅れて登場することで注目を浴びます。また、遅れてくることで、意識はずっとその子に向いてしまう」

 

Yさんの見た目は予想通りタイプではなかったようだが、どこかモテるオーラを感じたという。

 

「すごく笑顔が温かいコで、不思議と第一印象は良かったことを覚えています」

 

男を惹きつける巧妙なテクニック

Yさんが飲み会中にKさんのことが気になっていくきっかけが3つあったという。

「基本的に話の内容は仕事や趣味の話。僕は相手をいじって仲良くなるスタンスなので、

相手がこちらをいじってくることもよくあるのですが、Kさんはどんないじりにも楽しそうに笑ってくれていて

シンプルにその反応が嬉しかったですね」

 

2つめに、他の人と呼び名を変えてくれたことが印象に残ったんだとか。

「みんなは僕の下の名前『けんいちくん』と呼んでいたんですが、

その子だけはなぜか『けんちゃん』って呼んでくれて。ちょっとあざといなって思ったんですが、親近感が湧いて引き寄せられましたね」

 

3つめは、ボディタッチ。すべてのタッチがさりげないものだったこともポイントだったようで......。

「酔ってくるとボディタッチが増えてきたんですが、いわゆる露骨なものは皆無。

肩が少し当たったり、手が少し触れたり、本当にささいなものだったんです。けど、そういう程よいものほど男性ゴコロをくすぶられるんです」

 

LINEのやりとりに異変

その日の飲み会後にKさんからLINEを聞いたYさんはそこから距離を縮めていったという。

「LINEもすればするほど好きになりました。ずっとラリーが続くし、常に絵文字がたくさんついてきて、好印象。毎日会っていなくても気持ちが大きくなるのがわかりました」

 

だが、ここで思わぬ事態が起きたのだとか.....。

 

後半へ続く

 

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おすぅ

fasme編集部のご意見番。 ライター&広報・セールス担当。 バブル時代に生まれたかった人です。 好きなものは、都会とはしご酒! 色か柄の主張が激しい服しか着ていません。